うさぎのバタン寝(コテ寝・コテン寝と呼ぶ人もいます)って知ってますか?うさぎ飼いの間では有名な単語ですが…。
バタン寝 = 文字通り、バタン!と寝ること。
です。ただ、結構派手なバタン!を披露する子もいるので、初めて見る時はびっくりする人が多いと思います。管理人も、前情報として知ってはいたものの、いざうさぎが「バタッ!」と音を立てて床に転がるのを見た時は流石に少しびびってしまいました。
この行動、実はうさぎにとって『リラックスしてますよ~』の証拠なんです。この、バタン寝の理由自体は知っている人も多いかもしれませんね。でも、だからこそ、「うちの子はしないけど信頼が無いのかな…」「しなくなっちゃったけど嫌われた?」という悩みがあるのも事実。しない・しなくなった場合の理由も知りたいですよね。今回はそこも含めて掘り下げていこうと思います!
うさぎのバタン寝の理由は『リラックスしてる』から!安心しているのです
まずはうさぎのバタン寝がどういう行動なのか、兎にも角にも動画を見てみましょう!とっても可愛くて分かりやすいうさぎさんのバタン寝動画を見つけたので、参考にお借りしてきました。
見事にバタン、ごろん!と転がって、気持ちよさそうにくつろいでいますね。うさぎがバタン寝をする理屈については、うさぎは通常の4つ足姿勢からゆっくりと横になることが体の構造上しづらいので、寝転がりたい時は思い切ってバタンと倒れる、という説明が一般的です。そして、このバタン寝をうさぎがする『理由』としては
- リラックスしていて、くつろいでいる
- テンションが上がって楽しい気持ち
- (ごくまれにですが)病気のサイン
主に以上3つが考えられます。ということで、上から順に説明していきますね!
バタン寝理由① うさぎがリラックスしているから
うさぎのバタン寝は、ほぼこの①に当てはまるでしょう。お迎えされてからしばらく、環境に慣れて来て、一緒に暮らす人間たちにも気を許せる。ここには警戒する敵も居ないし、のんびりしよう!という気持ちで思い切り寝転がっているのです。うさぎは本来捕食される側の動物ですから、野生下ではこんな状態は滅多に見られないそうですよ。うさぎ飼いにとって、とても嬉しい瞬間ですね。
バタン寝理由② テンションが上がったあと⇒満足!
たまに、部屋んぽに出て楽しく走り回った後にいきなりバタン!と倒れる子も居ます。バタン寝というと『リラックス=穏やかなイメージ』があるので、楽しい気持ちを発散させた後に突然バタン寝されてびっくりする飼い主さんも多いようです。そのまま何事も無くゴロゴロしたりまた走り始めたりしますが、楽しい気持ちであることがほとんどでしょう。
バタン寝理由➂ 病気のサインかも 判断基準は…
考えたくはありませんが、病気のサインである可能性もまれにあります。この場合は、バタン寝をしたあとの行動で判断しましょう。
- 寝転がった後立ち上がれない・立ち上がってもフラフラしたりまた転んだりする
- 呼吸が荒かったり、明らかに落ち着いていない
- 身体がガタガタと震えている
- その場を一方向にぐるぐると回ってしまう・眼球に震えがある
などの明らかな異常がある場合はすぐに病院へ連絡したほうが良いです。てんかん様発作や斜頸という病気の可能性があります。他にも心配な点がある場合は、念のため様子を見つつ病院へ相談しましょう。
バタン寝しなくなった…前はしていたのに!どうして?

前はバタン寝していたのにしなくなってしまったら、少しさみしいと思ってしまいますよね。このようなことは、実はうさぎ飼いにはよくあります。明確な理由までは分かりませんが、考えられる可能性としては次のような点が挙げられます。といっても、時間が経ったらまたバタバタとバタン寝するようになることもあるので、心配しすぎなくて大丈夫な場合がほとんどです。
単純に音を立てる程倒れなくても寝転がれるから
うさぎは体の構造上バタン寝しないと寝転がれない…という記述をよく見かけますが、実際にうさぎと暮らしていると、そんなことも無いなと分かるはずです。まず腹ばいや香箱座りになってから、暫くしてゴロン…と普通に横になったりします。
動画などではクッションを背もたれのように使ってずずず…と滑るように寝転がる子も見かけます。いわゆるバタン寝というと、結構しっかりバタン!と勢い良く倒れるイメージがありますが、単純にそう見えない寝転がり方をしているだけかもしれません。
環境や病気・手術などの大きな変化があった
バタン寝をしなくなる前に、家の中やケージの環境が変わったり、うさぎ本人が病気や手術などの大きなイベントを乗り越えたことがあった場合は、それが原因かもしれません。たとえばカーペットを変えただけでも暫く緊張してリラックスできなくなるうさぎもいます。
また、決定的にうさぎと信頼関係が損なわれるような事件に心当たりがある場合は、残念ながら少し警戒されてしまっているかも…。この場合、再びうさぎときちんと向き合い、うさぎの気持ちを考えながら再度コミュニケーションを取っていきましょう。時が経つにつれ、必ず関係は改善できます。
寒い
うさぎは寒すぎる環境では、体を丸めてじっとします。秋冬になって急に寝転ぶ姿を見なくなったのなら、うさぎが寒いと感じているのかも。寒さ対策はきっちり行いましょう。(次の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください)

うちはバタン寝してくれない!いつになったらするの?飼い主失格?

お迎えしてすぐバタン寝を披露してくれるうさぎも居れば、1年経ってもまったく寝転がる姿を見せないうさぎも居ます。
「うちの子は全然バタン寝してくれない! 信頼が無いのかな…。」
と、落ち込む必要はありません。
- うさぎを構い過ぎる・執拗に追いかける
- 叱ってしつけをしようとする
- 無理やり抱っこしたり、高く持ち上げる
- いつもうるさく、うさぎの心が休まらない環境にしている
などの嫌われる行動をしないよう心掛けて、ちゃんとうさぎの安心できる場所を作ってあげられれば大丈夫です。いつからバタン寝をしてくれるかは完全にうさぎによるので他と比べて『飼い主失格』などとへこまなくても大丈夫ですよ! むしろ、気にしすぎているとうさぎにそれが伝わってしまうかもしれません。
バタン寝のほかにも、うさぎがリラックス・懐いてくれている時の仕草はいくつかあります。ふつうに寝転ぶことも十分信頼の証ですし、
- 撫でると頭を下げる
- 手をなめてくれる
- 耳を完全に寝かせてくつろぐ
なども人間を警戒していない時の行動として挙げられます。バタン寝しなくても、こういった行動が複数見られれば安心できていると考えて大丈夫でしょう。逆に、うさぎから警戒されてしまっている場合の行動は次の記事で特集していますよ!ほとんどの場合はうさぎへの正しい向き合い方と時間が解決してくれますが、心当たりが無いか確認してみましょう。

まとめ
いかがでしたか? 今回はうさぎのバタン寝について解説してみました! 今回の内容をまとめると、次のようになります。
- うさぎのバタン寝はリラックスだったり楽しい気持ちの証拠
- まれに病気の可能性もあるので、倒れた後の行動で判断すべし
- バタン寝をしなくなったなら『音を立てて倒れないだけ』『環境や本人の変化』『寒い』の可能性がある
- うさぎによって感情表現は様々なので、バタン寝をしなくても落ち込む必要はない
うさぎのバタン寝は最初はびっくりしますが、その理由を知った後だととても可愛く感じてきますよね。うさぎは犬や猫のように声で鳴くことはしませんが、このバタン寝のように全身を使って私たちに色々な感情を伝えてくれます。そしてその表現方法は、一匹一匹違うのです。
毎日うさぎとふれ合っているうちに、必ずそのサインは分かるようになってきます。ぜひ、あなたのうさぎを日頃からよく観察して、あなたのうさぎだけの愛情表現をくみ取れるようになってくださいね!
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